春の靖国神社例大祭に参拝する
海軍経理学校生徒
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             靖国神社参拝隊の行進     西村忠弘
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  我々が入校直後の昭和18年12月8日(大詔奉戴日), 大東亜戦争2周年記念日、海軍経理学校生徒が隊伍を組んで靖国神社に向けて行進し、参拝した。 
 また、昭和19年4月25日、この日は日曜日であったが、靖国神社例大祭の日に当たり、第一種軍装に剣帯、執銃で参拝隊を編成し、海軍軍楽隊を先頭にして、堂々の行進をして靖国神に向かった。
 行程は、築地から、銀座〜日本橋室町〜神保町〜九段〜靖国神社参拝〜内堀通り〜日比谷〜築地という経路であったかと思う。
 早朝にも関わらず、日本橋近辺では道の両側のビルの窓々から、老若男女が紅潮した顔を乗り出して、涙の声援をおくってくれて、上から紙吹雪が舞い散り、我々はこんなに国民に期待されているのかと、ひしひしとその責任の重さを感じ、目頭が熱くなった。
 昭和19年には、我々を熱誠と慈愛で指導してくれた34期生徒が3月に卒業し、この年既に相当数の戦死者が出ていたが、日曜外出で時折個人で参拝したことはあるが、我々が9月に品川校に移って以来、遂に学校生徒隊での参拝をする機会は無かった。
 戦後、仕事に追いまくられていた昭和30年〜40年代は、あまり参拝をする余裕もなかったが、50年代以降は8月15日前後になるべく先輩の霊を弔うため、訪れるようにしてきた。
 平成14年、第34期生徒が20年前に奉納した、神社拝殿前の御帽子台が相当朽ちたことに心が痛み、我々36期でその修復奉納を行う事が出来たことは、上記の経緯に鑑みて感無量であった。
 今中韓両国の不当な干渉を受けて、東アジア外交上、政治的に靖国参拝を云々されていることは、全く純粋な気持ちで国難に殉じた我々の先輩のことを思うと本当に申し訳ないという気持ちがする。
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 BGM 吹奏楽 君が代行進曲 東京消防庁音楽隊